★いまだ城島への怒り収まらず
楽天・野村克也名誉監督(74)は14日、巨人-阪神の評論のため、東京ドームに登場。阪神が3-2で接戦を制したものの、遺恨たっぷりの城島健司捕手(33)へのボヤキは止まらなかった。
城島は久保-久保田-藤川3投手を“好リード” し、巨人の強力打線を7安打2失点に封じて連勝。しかしネット裏の野村氏は、バッサリ。「いろいろ言うと、また怒られちゃうけど、お世辞にもうまいリードではない。久保は技巧派の投手なのに、どんな投手でも同じような配球で、根拠がないサインをたくさん出していた」と、決してホメることはなかった。
3番・小笠原を2三振1併殺。4番・ラミレスも4打数1安打で、1三振1併殺と主軸を抑えたのだから、城島のリードには文句のつけようがないはず。それでも「小笠原はおかしい。空振り三振を2回もするような打者ではないのに。随所にミエミエの配球があったが、相手が打ち損じて助かっていた」と巨人打線に助けられたと解説した。
2003年にダイエーで日本一になったころから城島に対し、「捕手の性格ではない。目立ちすぎ」と苦言を呈してきた野村氏。2人の間の遺恨に火がついたのは、第2回WBC1次予選の韓国戦(09年3月9日、東京ドーム)だった。
0-1で敗れた試合で岩隈(楽天)が4番の金泰均(現ロッテ)に、唯一の得点となるタイムリー二塁打を浴びた場面の城島の配球のマズさを野村氏が指摘。すると城島は、「あの人は生涯で1点も取られなかったんですかね?」と反論して大騒動に発展した。
この日も野村氏は、1年前の城島の配球に対し、「前の打席で内角攻めで遊ゴロに打ち取って、次の打席もまた内角に投げて打たれて。あんなのは小学生でも分かるような配球」と、まるで昨日の出来事のようにスラスラとプレーバック。「オレは川上さん(元巨人監督)や西本さん(元近鉄監督)といった大先輩に何か言われたとしても、言い返すことはなかった。人間的には最低」といまだに怒りは収まっていない様子だ。
巨人の超強力打線を封じてもホメないのは、それだけ城島に要求するレベルが高いというべきか。果たして野村氏が、城島を絶賛する日は来るのだろうか?


